00341-050317 HPのプリンタ
shio.iconは長年HPのプリンタを愛用しています。
1988年にMacを使い始めたとき、すでにDeskwriterというHP製のプリンタを使っておりました。以来、他社のプリンタを購入しても、日常的な印刷は常にHP製で行なっております。現在使っているのは、最新のPhotosmart 2610です。
HPのプリンタのいいところは以下の通り。
黒が濃い顔料インク。
普通紙にカラー印刷してもにじまない。
インクカートリッジが非常に長くもつ(インクカートリッジの交換頻度が少ない)。
17年程使っているけれども、インクの目詰まりがない。
印刷ヘッドがカートリッジ側に付いているので、カートリッジを交換するたびにヘッドが新品になる。
紙を平置きするので、カールしない。
インクをにじませないので、写真を写真用紙にプリントしても、細部がつぶれない。
などです。
shio.iconはレーザープリンタを持っていますが、日常的な印刷はすべてHPのプリンタで行なっています。レーザープリンタで印刷したものより美しく、仕上がりがきれいだからです。
昨日このプリンタを使ってL版写真を印刷していたところ、給紙不良でうまく印刷できなくなりました。残り1.5cmくらいのところで紙が斜めに吐き出され、その部分は白いまま印刷されずに残ってしまうのです(用紙はHPの純正用紙です)。自分では解決できなかったので今日、サポートに電話しました。サポートの担当者は非常に丁寧で、その指示に従って再度プリントしてみたところ、昨日の現象は出ませんでした。結局昨日の現象の原因はわからなかったのですが、ともかく直ればOKです。
電話したついでに、この機種を購入してから疑問に思っていたことをうかがってみました。それは、A4の普通紙に全く普通に文書を印刷すると、下辺のマージン(印刷されない部分)が大きいことです。以前メインで使っていたDeskJet 970Cxi(購入して6年ほどになりますが、現在も現役でサブ機として使っております)では問題なく最後まで印刷される文書が、2610で印刷すると下の方が切れてしまう(ページの最後の方が印刷されない)のです。
2610その他の現行機種のカタログなどに書いてある仕様には、下辺のマージンは3mmと記載され、その注記として「用紙サイズやOS、アプリケーションによっては上記と異なる場合があります。」と記されています。しかしMacOS Xでマージンがどのくらいなのか、具体的な数字はどこにも記載がありません。
担当者はすぐに調べてくださいました。
その結果、現行のHPのプリンタはすべて、MacOS Xから印刷した場合、下のマージンが14.3mmになってしまうそうです。
プリンタとしては、ちょっとマージンが大きすぎると思いますがいかがでしょうか。
長年HPのプリンタを愛用し、周囲の人たちや学生に「プリンタはHP!!」と勧めているshio.iconとしては、かなり残念な事実でした。旧型よりも新型の方がマージンが大きくなってしまったという事実、そしてそれがカタログに明記されていないという事実。
担当者には、ぜひとも改善していただけるよう、お願いさせていただきました。
HPプリンタのファンとしては、次の機種を楽しみにしております。
今日はその後、2610で、4月から使う名刺を100枚ほど印刷しました。ちょっと気分を変えて、レイアウトやフォントを変更しました。新学期ですもの。
弁護士のNさん来訪。
一緒にランチをとりながら面白い話をたくさん交わしました。
雨の中、いらしてくださってどうもありがとうございました。
明日は月刊アスキー4月号の発売日です。
shio.iconの連載コラム「法律家が見るIT業界」は162ページに掲載されております。タイトルは、「プログラム特許の功罪」です。また今回は柴田文彦さんとの対談が載っております。タイトルは「特許権は技術を本当に奨励するか?」。138ページ〜です。 どうぞご覧いただければ幸いです。
今日はFlickrがメンテナンス中なので、写真はありません。